私たちの身の回りには、車椅子、点字など、障害を持つ人のためのさまざまな設備やサービスがあります。これらのものによって、私たちの社会が、実際障害を持つ人に対してどのように対応しているのか、そしてそれには現在どのような問題があるのかということを、障害者にとっての交通、情報、教育という三つの点から調べました。
それぞれ鉄道の駅、公共および点字図書館、大学、での取材に基づいて発表しました。
駅 |
JR京都、阪急烏丸、地下鉄烏丸御池、京阪および叡電の出町柳の各駅を取材して、 トイレ、ホーム、券売機、案内板などにある点字や点字ブロック、階段やエレベーターなどを調べました。 |
図書館 |
大阪府立および市立図書館、京都ライトハウスの点字図書館を取材しました。点字ブロック、検索機器などの設備や、点字図書、テープ図書、対面朗読などのサービスについて調べ、それらの現状や問題点などを検討しました。 |
大学 |
京都大、京都府立大、仏教大、京都精華大を調べました。仏教大、京都精華大には現在、視覚障害を持つ学生が通っているので、これらの大学では、キャンパスの設備だけでなく、大学側の障害者に対する対応についても取材しました。 |
視覚障害者を見かけた時、手伝ってあげたいと思ってもどのようにすればいいのか分からないということがあると思います。そこで教室展示を見に来てくれた方に、
手引きの基本を知ってもらうというのがこの企画の主な目的でした。
大学構内をアイマスクをする人と手引きをする人の2人で一組になって歩いてもらいました。
シールに自分の名前を点字で打ってもらいました。